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小室圭・母はじめての肉声「お相手の方(秋篠宮眞子さん)を同じ女性として大尊敬しています」結婚問題が動く前兆

   先週紹介し忘れたが、週刊新潮が珍しく小室圭のニューヨークの近況を報じていた。少し紹介する。語っているのは圭の同級生。圭らと帰宅しようと歩いていると、道路の向こう側で、小柄なアジア人男性に執拗に絡む背の高いホームレスのような男がいたという。男は、嫌がるアジア人男性に冷やかしの言葉を投げかけてまとわりつき、逃がそうとしなかった。

   アメリカではアジア系の人々に対するヘイトクライムが後を絶たず、今年3月にはジョージア州のアトランタ周辺のマッサージスパ施設が続けざまに襲撃され、計8人が死亡している。

   だが、圭は驚くような行動に出た。「周囲の同級生を尻目に、ケイだけが絡まれているアジア人男性のもとに駆け寄ったんです。自分の身が危険に晒されることも厭わずにね。揉めているふたりの間に入って、状況を打開しようとしたわけです。

   ホームレス風の男がケイに注意を奪われていると、アジア人の男性はその場から立ち去ろうとしました。それを見た男は苛立った様子で、より攻撃的になったんですが、ケイに動じる様子はなかった。相手が落ち着くまで冷静に、優しく話しかけ続け、どうにか事なきを得たんです。ケイにしてみれば、同じアジア系として放っておけなかったのかもしれません。ただ、ケイは間違いなく人間的な強さと、思いやりを兼ね備えた人物だと感じましたよ」(同級生)。いい話じゃないか。

   今週の週刊新潮は、相も変わらず女系天皇、女性天皇の議論が、小室圭という男のために進まない、小室圭は現代の「弓削の道鏡」ではないかと、奈良時代の話まで持ち出してきた。新潮編集部の教養には恐れ入るが、ちと、穿ち過ぎでは。

   圭の母親の佳代もメディアにはまったく出てこないが、文春WOMANの記者が、ついに彼女の肉声を捉えることに成功した。スクープといっていいだろう。記者は佳代の話を聞きたいと、1年にわたって接触してきたという。佳代から話を引き出すことはなかなかできなかったが、昨年9月ごろ、記者が自分の素性や経歴を話している時、幼い子供がいることを伝えると、「突如、佳代さんは歩みを止めて、こちらを振り向いた。『男の子ですか? 女の子ですか?』」。そこから少しずつ話を交わすようになったという。

   勤めている洋菓子店はアルバイトではなく正社員で、今年で15年になる。圭に勉強しろと叱ったことは1度もない。うちの息子はバイオリンの天才ですなんていったことはない、あの子、全然下手ですからね。

   息子は全部自分で決めてやるタイプ。18年に留学してからはそれほど連絡を取っていない。さまざまなことを書かれ、2年ほど前には周りの人たちに「さようなら」を告げていなくなろうと思った。いつ死んでもいいと思うこともあった。

   心無い報道には心底傷ついたと話している。小室文書が出た後、元婚約者と解決金について話し合うといいながら、長期入院するために延ばしたことについては、元々4月上旬に手術を受けていて、「傷のアガリが悪く」1ヵ月以上入院していたという。

   秋篠宮眞子さんについては、「お相手の方」といういい方をするそうだ。「お相手の方はとても立派な方で、曲がったことや嘘はお嫌いで真実のみを信じて、ご自身の意見もしっかり持っていらっしゃる。僭越ながら同じ女性として尊敬......大尊敬しています」

   うちの息子にはもったいないくらい、こんなに長きにわたってお相手の方が息子のことを信じて、愛してくださっていることに感謝していると語っている。続いて出てきた母子の姿、肉声は偶然ではないのではないか。この結婚問題が一気に動く前兆だと、私は思っている。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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