バナナマン設楽統とフジテレビ三上真奈アナがMCを務める生放送平日帯の情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ系)。東京ローカルで、首都圏のエンタメ情報やグルメ情報をゆる~く伝えるのが魅力。
「頑張っても頑張ってもダメな時ってあって...」
6月22日(2021年)、最初の話題は、ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」の製作発表。初代ピーターパンの榊原郁恵、8代目の高畑充希、そして、現在の10代目吉柳咲良(17)がVTRで登場。吉柳は歴代最年少の12歳で、第41回ホリプロスカウトキャラバングランプリ受賞者で、ピーターパンは今年で4年目とか。番組では、「ピーターパン"お悩み相談室"」と題して、先輩2人が吉柳のお悩みに答えるかたちで、「長く活躍するために必要なこと」を伝授。
芸能生活17年目の高畑充希(29)は、「運と縁」。「ダメだった時は運のせいにして、うまくいったときは運とか縁のおかげだなって思う。(結果を)全部自分に返さない。自分が悪かった、出来なかったんだとか、自分がめっちゃよかったからこれが出来たんだとかって、思わないようにしています。いろんなことに一喜一憂しすぎない」と。
榊原郁恵(62)は、「頑張り過ぎない。頑張らなきゃいけない世界だと思ってるんですよ。だけど、頑張っても頑張ってもダメな時ってあって、そういう時はもうしょうがない、流されるというか、そういうことに切り替えるのも大事。でも大事なのは諦めない。次、頑張ろう、諦めずに次頑張ろうって思ってるうちに、こんな私になっちゃってるんで。アハハ。いつ正解が現れるかわからないんですよね。まだこれからがあるかなって思ってるのでね」と、芸能生活約45年のお言葉には力がある。
「ショウ・ロンリーリバー」との関係
この日のもう1つのコーナー。「行きつけ教えます」のゲストは哀川翔。なんと今年還暦で孫が3人もいるんだとか。「還暦に見えないくらい容姿が若いと思う同世代の有名人」第1位(第2位中井貴一 第3位田原俊彦)に選ばれたことについては、「嬉しいね。なんでも1位がいいね」と上機嫌。孫たちには「JJ(ジェイジェイ)」と呼ばせているそうだ。「じいじ」は嫌だから「JJ」。
そんな哀川、一世風靡セピアに入る前はティーンの雑誌「ポップティーン」の記者をしていたというのは有名な話だが、当時のペンネームが「かけ めぐる」だったというのは知らなかった。編集部内を駆け巡っていたから「かけ めぐる」。その後、「ショウ・ロンリーリバー」を名乗っていたと。「哀しみを川に流して翔び立て」――カッコイイなと、それが転じて哀川翔になったとのこと。人に歴史あり。
(大熊猫)