<テレビで読む 旅> 「一歩歩けば、一つの出会いがある 一歩一会(いっぽいちえ)」をテーマに、高田純次が毎回さまざまな場所を気ままに散歩する「じゅん散歩」(テレビ朝日系 2021年6月23日放送)。今回は千葉みなと駅近くにある、千葉みなと桟橋から観覧船「あるめりあ」に乗船し、千葉港をめぐりました。
千葉の名称を海から眺める40分のコース
高田純次さんが今回お散歩するのは、海の上。2020年のポートクイーン千葉に選ばれた山口莉奈さんが千葉港を案内してくれました。
気象予報士の勉強をしている山口さん。今日の天気は「雨が降る雲ではないので、大丈夫です。むしろ太陽が見えたのは奇跡です」とのことで、かなりラッキーな空模様なのだとか。
千葉みなと桟橋に停泊している「あるめりあ」でクルーズガイドの髙橋沙也加さんが加わり、3人で千葉港めぐりに出発です。
3人が体験する「港めぐりコース」は、千葉港のダイナミックな工場群や幕張新都心のビル街など、千葉の名称を海から眺める40分のコース。15人以上の団体であれば臨時便も出航でき、ルートや時間も決められるそう。
「ちょうど今製鉄所に船が入港してきました」
「高田さん、ちょうど今製鉄所に船が入港してきました。船が着岸するところはタイミングが合わないと見られないので、大変貴重です」と髙橋さん。
「このあたりに潜水艦が出てきてくれるとうれしいよね」と高田さん、さらなる願望も。その後も船の並走に出会ったり、ポートタワーの景色を楽しんだりと、船は順調に進みます。
「高田さん、今、天使のはしごが見えています!」と、何やら興奮気味の山口さん。
「雲の隙間から陽の光が降りそそいでいるのが見えますか? 天使のはしごと言われていて、こういった天気のときにしか見ることができない貴重な現象なんです」
「天使のはしご? あれはちょっとした"天気のいたずら"で、"天使のはしご"じゃないんじゃない? あそこは雨が降っているの?」と高田さん。
「雨は降っていないんです。陽の光でそう見えるのですが、見ることができて、ラッキーです!」と山口さん、この景色を見ることができて嬉しそう。
天使のはしごは薄明光線とも言われ、太陽光が雲の切れ間から漏れ放射状にふりそそいだ状態のこと。明け方や夕方など太陽が低い位置にあり、大気中に水滴などのさまざまな分質を含んだ空気を通過する時に観測されるのだとか。
高田さん、観光船めぐりでラッキーな光景に何度も遭遇して、サスガの引きの強さを発揮していました。
(SaMi)