「ちょうど今製鉄所に船が入港してきました」
「高田さん、ちょうど今製鉄所に船が入港してきました。船が着岸するところはタイミングが合わないと見られないので、大変貴重です」と髙橋さん。
「このあたりに潜水艦が出てきてくれるとうれしいよね」と高田さん、さらなる願望も。その後も船の並走に出会ったり、ポートタワーの景色を楽しんだりと、船は順調に進みます。
「高田さん、今、天使のはしごが見えています!」と、何やら興奮気味の山口さん。
「雲の隙間から陽の光が降りそそいでいるのが見えますか? 天使のはしごと言われていて、こういった天気のときにしか見ることができない貴重な現象なんです」
「天使のはしご? あれはちょっとした"天気のいたずら"で、"天使のはしご"じゃないんじゃない? あそこは雨が降っているの?」と高田さん。
「雨は降っていないんです。陽の光でそう見えるのですが、見ることができて、ラッキーです!」と山口さん、この景色を見ることができて嬉しそう。
天使のはしごは薄明光線とも言われ、太陽光が雲の切れ間から漏れ放射状にふりそそいだ状態のこと。明け方や夕方など太陽が低い位置にあり、大気中に水滴などのさまざまな分質を含んだ空気を通過する時に観測されるのだとか。
高田さん、観光船めぐりでラッキーな光景に何度も遭遇して、サスガの引きの強さを発揮していました。
(SaMi)