再び緊急事態宣言になるのか! 東京でリバウンド、来週に700~800人の可能性も

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   新型コロナ緊急事態宣言下での東京オリンピックになるのではないかと心配されているが、東京ではリバウンドが始まり、早ければ来週にも緊急事態という危機的状況になってきた。ゲスト解説の国際医療福祉大・松本哲哉特任教授が指摘した。

   新規感染者は先週16日(2021年6月)に500人を超えてからは、土曜日をのぞいて前週の同じ曜日より増え続けていて、きのう23日は619人と124%となった。

  • 東京では新規感染者がリバウンド
    東京では新規感染者がリバウンド
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厚労省アドバイザリーボード「五輪開会式のころはインド型が7割」と予想

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「(まん延防止等重点措置に移行後は)東京は7日平均で10%増ぐらいだったんですけど、今週に入って120%と、増え方に加速がついてきているのが気になりますね」

   松本教授は「横ばいくらいかなと思っていたら、上昇に転じていますね。前回の緊急事態宣言が出されたときは、新規感染者数だけでいえば、1日あたり700~800人なので、来週にはそれに近い数になってしまう可能性が出てきました」と危惧する。

   しかも、今回のリバウンドは、感染力が従来型の2・5倍といわれるインド型が主流だ。京都大の西浦博教授は「すでにインド型の抑え込みに失敗している」と見ていて、厚生労働省アドバイザリーボードは「東京オリンピックの開会式のころは、インド型が68・9%になっているだろう」と予想している。その時、高齢者の2回目接種はまだ完了していない。

   松本教授「ワクチン接種が進んでいるイギリスでも、インド型で再び感染者が増え始めています。重症者は減っていますが、イギリスより遅れている日本は、感染者も重症者も増えそうです」

   今週末には、緊急事態宣言へ引き上げが検討されることになりそうだ。

(カズキ)

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