東京の新型コロナウイルス新規感染者がきのう23日(2021年6月)、619人と4週連続で先週同曜日を上回った。それも118人増と大幅だ。番組で小野寺結衣アナウンサーが紹介、「5波?」のテロップも出た。
厚労省アドバイザリーボードはリバウンド状況と分析、脇田隆字座長はきのう「とくに若い人を中心に都心から感染が始まっているのではないか」と指摘した。
渋谷の夜は人が一杯、飲食店も「普通に営業」
きのう夜21時過ぎ、渋谷の中心街は人がいっぱいだった。「多くの人が駅に向かっていますが、繁華街に向かう人たちもいます」と田中良幸リポーターが伝える。緊急事態宣言からまん延防止措置に移行した今も、飲食店への営業時短要請は変わらないが、午後8時をすぎても営業を終えない店が多く見られた。「普通に営業しています。あ、2人入りました。あとに3人。外には4人組も並んでいます」と、人流を伝える現場リポートがつづく。
感染力の強いデルタ型(インド型)変異ウイルスへのまん延も問題で、脇田氏は「7月初旬あたりには50%程度まで置き換わりが進む」と予想。東京オリンピックの開会時には70%を占めるのではの観測もある。
番組に生出演した河野太郎規制改革担当相は「怖い。本当に、抑えられるところをきちんと抑えないといけない」「ワクチンを2回打つことが大事。それまでの間にしっかり抑えておきたい」と語った。
(あっちゃん)