「これ、何に見えますか」と、きょう23日(2021年6月)の「スッキリ」で、岩田絵里奈アナウンサーが紹介したのは、今話題の「カレーなる本棚」だ。
並ぶのはレトルトカレー
スタジオに用意された本棚いっぱいに並んでいるのは本ではなく、レトルトカレー。側面の商品名を本の背表紙に見立てて、たくさんのレトルトカレーを本のようにディスプレーするのが流行っているのだという。
岩田アナが取材に訪れたのは、東京・スカイツリータウンにある「北野エース」。床から天井まで、本棚に約300種類のレトルトカレーがびっしりと陳列されている。「少ないスペースでいかに種類を多く陳列できるかを考えて、本屋さんに行ったときにひらめいた」と商品統括事業部の斉藤太一さん。色がきれいなものをメインに並べるのがコツで、人気商品はベストセラー本のように平積みにされている。
岩田アナが注目したのは、平積みされていた「ビーフカレー飛騨牛」(980円)だ。斉藤さんは「煮込む前に牛に焼きの工程を入れているので、肉の味わいがしっかりしています。本に例えると、東野圭吾さんのミステリー小説。売れ筋ナンバーワンです」。
試食したカレーに夢中
スーパーで売られているレトルトカレーは通常、130円前後だが、ここでは人形町今半の黒毛和牛を使用した1箱2000円の「大人のための贅沢なカレー」も人気だ。試食した岩田アナは「お肉が柔らかい。噛まなくてもスルスルと溶けていきます」とご満悦だった。
この「カレーなる本棚」、最近では、買ってきたレトルトカレーを自宅の本棚に陳列してSNSに写真を載せる人も増えているのだという。
スタジオでは1620円の「牛テールカレー」を全員が試食した。評論家の宮崎哲弥は「これはすごい、レトルトとは思えない」、競泳元日本代表の松田丈志も「ホテルのカレーを食べているようです」と満喫。出演者一同、カレーに夢中で、「カレーなる本棚」にはコメントなし。単に珍しいレトルトカレーを紹介するコーナーになってしまい、岩田アナも苦笑いだった。
(キャンディ)