来月（2021年7月）から大変な旅行・観光ブームが起きそうだ。「新型コロナウイルスのワクチン接種が広がり、我慢していた旅行に出かけようという人が急増しています」と、板倉朋希アナが6月23日の「ショーアップ↑」コーナーで取り上げた。
箱根の旅館「藍瑠」では8月は去年に比べて110％、9月は300％の予約だという。軽井沢のプリンスホテルウエストは「コロナ前の2018年度と比べても、7月は3倍のご予約をいただいてます」（別府敏直さん）。航空業界もANAの国内予約は7月22日から25日の三連休は去年の2倍、お盆は2～3倍で、JALも7月は去年の115％、JTBは145％と好調である。
-
ワクチン接種割引の旅行企画も
ワクチン接種割引も企画
ワクチン接種割引も企画されている。バス観光のVIPツアーは2回の接種を完了していると1000円引き、富士河口湖町観光連盟はホテル・レストラン10％オフをすでに実施している。
玉川徹（テレビ朝日コメンテーター）「秋には観光爆発ですよ。僕も9月の予約入れてます」
浜田敬子（「AERA」元編集長）「夏にもう一度緊急事態宣言を出さなくてないけないかもしれないといわれてますから、ちょっと覚悟しておいた方がいいかもしれませんね」
板倉「ワクチンは打っていても、感染には気を付けなければいけないということですよね」
現在、2回目の接種が完了している人はまだ7.7％で、医療従事者と高齢者がほとんどだ。夏の旅行に出かけるまでに、一般の65歳以下の接種完了者は少ないはず。旅行・観光ブームで新型コロナ感染が拡散する心配は強い。
（カズキ）