けさ22日(2021年6月)、「めざまし8」が最初に取り上げたのは「記事アクセスランキング」1位の「飯塚幸三被告が無罪主張」。情報キャスターの堀池亮介が説明する。
2019年に東京・池袋で車を暴走させ、母子2人を死亡させるなどして罪に問われた旧通産省工業技術院元院長の飯塚幸三被告(90)が遺族からの被告人質問で21日、東京地裁で「私の過失はない」と改めて無罪を主張した。
トヨタは「異常や技術的な問題」は認められなかったとコメント
妻子を亡くした松永拓也さんは記者会見で「私は加害者を心から軽蔑します。これだけの証拠を突き付けられても、私から質問を受けても、やはり、自分は悪くないと、自分を変えることができない...正直、むなしくて...なんでこんな人に2人は命を奪われなければならなかったのか」と心境を語った。
一方、飯塚被告が運転していた車を生産していたトヨタ自動車は「被告人が車両に技術的な欠陥があるとされていますが、調査協力の結果、異常や技術的な問題は認められませんでした」とコメントを発表した。
司会の谷原章介「飯塚被告は、正しい、正しくない、その以前に、2人の貴重な人命が失われたという事実には向き合わなければいけませんね」
三浦瑠麗(国際政治学者)「その通りです。被告の主張には著しい論理的欠如が認められると思います。今回の問題は怒りが社会的に共有されたと思いますし、高齢者の問題をどう捉えるかについても、考えなければなりませんね」
(一ツ石)