各所でほころびが...
開会式が「上限2万人」と報道されていることについて、武藤敏郎・事務総長は「具体的な数字は申し上げられないが、それよりは明らかに少ない数字になる。大会運営に関係する人たちが主催者であり、観客でないという観点から、1万人とは別途で考える」。「主催者」を入れれば、開会式入場者は「2万人超え」もありうるということか?
コメンテーターのロバート・キャンベル(日本文学研究者)「外国からくるスポンサーや競技団体関係者が、どうして、それぞれの国でTV観戦できないのか。(組織委は)この人たちを別枠としているが、この時期に日本に来なくてもいい人たちだ」。
五輪まであと1カ月。スポンサーらの「別枠」問題、ウガンダ選手団の「陽性」濃厚接触者対応、開会式の「上限」問題など、各所でほころびが出てきている。橋本会長が「消した」と思った「東京五輪中止」は、なお再浮上の可能(危険)性を各所に抱えている。
(栄)