発表される観客ガイドラインの具体策を注視
「陸上競技・決勝」のチケットが当選していて観戦を心待ちにしていた男性は、そもそもの観客数の上限の決め方に納得がいかないという。「明確に根拠が示されていればまだ納得はできるのですが、ざっくり1万人とか5000人とか何%とかいう形で示されるだけだと本当にそれで正しいのかな...と」と首をかしげる。
一方、菅総理は「大会期間中に緊急事態宣言が出された場合は、安心安全のために無観客も辞さない」と明言している。ただその条件については、きのうの「5者協議」では「急激な変化生じたら5者協議を開催する」に留め、判断基準は示さなかった。
夏目「『急激な変化生じた場合』というは、どういう状況を指すのか、その場合どういう対応を取るのかがはっきりしません。そもそも観客を入れる以上、人流は増えるわけで、その中でどうしたら感染拡大が抑えられるのか。今週発表される観客ガイドラインでどこまで具体策が示されるのか注視していきたいと思います」
(ピノコ)