「メジャーリーグ、エンゼルスの大谷翔平選手が5日間で5本のホームランを放ち両リーグのトップまであと1本に迫っています」と司会の夏目三久が切り出した。続けて日比麻音子アナが「大谷選手はオールスター戦の前夜祭、ホームランダービーに出場することも決まっています。これは投手としては史上初めてという快挙です」と伝えた。21日(2021年6月)の「あさチャン!」は、大谷選手(26)の大偉業を伝えた。
投手がHRダービーに
ホームランダービーとは、持ち時間4分の間に何本のホームランを打てるかを競うトーナメント戦で、メジャーリーグでも屈指のスラッガー8人しか参加することができない。優勝賞金は日本円にしておよそ1億円。日本人メジャー選手が参加するのも、投手登録の選手が出場するのも初となる。
「すごいワクワクしていますし、自分でも楽しみにしています。普段通りの打ち方でしっかり打てば飛んでくれるかなと思っています。もちろん、出るからには優勝を目指したい」と大谷選手。
このニュースは現地アメリカではどう見られているのだろうか。スポーツ専門局「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダーさんは「今まで起こらなかったことです。投手がHRダービーに出ているところなんて見たことありません。私は大谷選手がかつてのベーブ・ルースより素晴らしい選手だと思っています。彼の偉業を見届けられることがいかに素晴らしいかをみんなに伝えたい。とても特別なことです」と興奮気味に語った。