山手線の閉じ込め「まさか2時間」 玉川徹「すぐに降ろす事はできない?」

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   緊急事態宣言が解除され、2カ月ぶりにコメンテーターが集まったスタジオで司会の羽鳥慎一が「昨日、変電所トラブルでJR山手線などが4時間にわたって運転を見合わせ、16万人に影響が出ました」と切り出した。

   昨日(2021年6月20日)17時30分頃、まずJR山手線が全線で停止。その後影響は拡大し、運転見合わせは中央線、埼京線、湘南新宿ラインなどへと広がった。

  • 電車内に長時間閉じ込められた人も(写真はイメージ)
    電車内に長時間閉じ込められた人も(写真はイメージ)
  • 電車内に長時間閉じ込められた人も(写真はイメージ)

漏電検知センサーが作動

   山手線の電車は都内のあちこちで立ち往生。停電している車内は暗く、エアコンも止まっているが、安全確認などが必要なためすぐに線路に降りることはできない。

   車内に2時間半閉じ込められた男性が「暑かった。すぐ動くだろうと思っていたらまさか2時間。やっと帰れるなという気持ちでいっぱい」と語るほか、ツイッターには薄暗い中、職員に誘導されて線路上をゆっくりと歩く乗客たちの姿も投稿された。

   渋谷駅前には運転再開を待つ人たちが改札の外で座り込む。「アイドルの限定イベント参加のため静岡県富士市から上京したが、手元にあるのは新幹線チケットだけでお金がギリギリ」という女性は、駅員の案内で別ルートで東京駅に向かった。

   トラブルの原因は渋谷駅付近の変電所で漏電検知センサーが作動したこと。20時過ぎに変電所に関係車両が入り、22時前までに全路線で運転が再開された。原因は調査中だが、変電所のケーブルに数センチの傷があったという情報も流れている。

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