<朝ドラ、今週の山場は?> 6月16日(2021年)の放送では、百音(清原果耶)は仕事が終わったあと、営業終了後のカフェ「椎の実」で、子ども向けの絵本を読みながら天気の勉強をするが、なかなか理解できない。そこへ菅波光太朗(坂口健太郎)が「聞き取りノート」をカフェに忘れたという理由で登場。
なぜ雨が降るのかと考え込んでいる百音に、家庭教師のように懇切丁寧に教えてあげる場面だ。菅波が初めて素直に笑顔を見せたのだ。
菅波が準備した氷入りのコップに、水滴がついてきた現象を、雨が振る仕組みと同じだと説明。なかなかわかりやすい説明でやさしい理科の授業。「これが雨です」という菅波の解説に「あー!そうなんだー」と百音が感動リアクションをすると、菅波がニコリ。キラリと笑顔を見せてくれた。ホッとしたというか、爽やかな笑顔というか。
「笑顔が見れた!」と注目集める
「菅波先生の笑顔が見れた!」や「菅波先生、教えるの上手だし優しい!笑顔にキュン?」とネットでも注目されていた。
菅波先生は、登米の町医者として人気なのかどうか、よくわからないが、いつもしかめっ面で、オドオドして、百音の目を見ることもできない。しかし、一度話し出すと理路整然として正しい指摘がスマート。百音は意識しているようだが、辛辣な態度に煮え切らない。でも「理科の授業」で「やさしい菅波先生」と感じているのでは?
菅波と百音、今後2人の仲はどうなるのだろう?まずは気象の勉強を通じてぐっと近づく模様ではある。コップの氷がカランと溶けていく音は、淡い恋のはじまり?
もうひとつ、クスっと笑えたのはラストシーン。百音に「次回」の約束をして、菅波が聞き取りノートをまた忘れていってしまった、ハハハ。恋に不器用で純粋な菅波、なるほど本人がまだ自分の気持ちに気づいてないんだな。
(Y・U)