AI駆使の「買い物テック」 「スッキリ」が紹介した新サービス

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「サステナブル商品」「郊外生活」「テレワークスーツ」「うっせぇわ」「呪術廻戦」――日経MJが発表した「2021年上期ヒット商品番付」のなかで、きょう17日(2021年6月)の「スッキリ」は、西の横綱に選ばれた「買い物テック」に注目した。

   買い物テックは、スマホやAIなどを使って便利に買い物ができるサービスだ。たとえば、無人決済システムを導入したコンビニのファミリーマートでは、客が商品を手に取るだけで天井に設置されたAIカメラがリアルタイムで認識し、出口の無人レジに進むとすでに商品がスキャンされて合計金額が表示されている。

   今月オープンした埼玉県のイオンスタイル川口では、店内に設置された複数のAIカメラが客の行動を分析。売り場の滞在人数を計測してレジの応援を調整したり入店制限をしたりするほか、接客が必要な客がいると、AIが検知して店員がすぐに対応する仕組みもある。

  • コーヒーも…(写真はイメージ)
    コーヒーも…(写真はイメージ)
  • コーヒーも…(写真はイメージ)

AIが学んで自分好みの豆も提案

   スタジオで森圭介アナウンサーが紹介したのは、AIロボットが管理、製造、提供のすべてを行う無人コーヒーショップ「root C」。専用アプリからコーヒーの種類を選択し、受取場所と時間を指定すると、その時間に入れたてのコーヒーが準備されている。専用のコインロッカーのような機械のロックをスマホで解除すれば、コーヒーを受け取れる仕組みだ。コーヒーの感想をアプリに記録すると、AIが学んで自分好みの豆も提案してくれる。開発した中尾渓人代表取締役CEOは「お店でテイクアウトすると場所代が含まれる。店のスペースを持たない代わりにコーヒー豆の原価を4~6倍かけています」と話していた。

   このほか、東北地方で展開しているスーパー「ユニバース」はレシピ動画サービスと提携、店で買い物したレシート情報をもとに家にある食材を把握し、レシピを提案するサービスを、今月19日から開始予定だという。

   MCの加藤浩次「やばい。家計が全部バレる。何を買ってるかバレるじゃないですか。恥ずかしい」

   森アナ「それをヤバいと思うか、便利と思うかです」

   加藤に同感。何でもかんでもAIに監視されて、「これがいいですよ」と提案された通りに行動することは本当に進歩なのか。便利だともてはやすだけでなく、違った視点も紹介してほしい。

(キャンディ)

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