連続ドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」(関西テレビ、フジテレビ系)が、6月15日(2021年)、最終回を迎えた。(ネタバレあり)
医学部受験をあきらめたとわ子の娘・唄(豊嶋花さん)は、「西園寺くん、受験勉強中だから」として、恋人の「西園寺くん」の買い出しや宿題を担っていた。
「大学全部落ちてしまえ!」
「西園寺くんを支える人になった方が生きやすいでしょ」と言う唄に、とわ子(松たか子さん)が「仮にだとしても、唄が西園寺くんの宿題やってあげたり、おつかいに行ったりするのは違うでしょ」と諭す中、唄のスマートフォンが鳴る。
西園寺くんに「ごめん、ごめんね、今実家。何買って行けばいい?コーラもね、わかったわかった。遅くなってごめん」と謝る唄のスマホを奪い取ったとわ子は、
「大豆田とわ子と申します。お菓子やジュースぐらいご自分で買いに行ったらどうでございましょうか?忙しいってのは誰しも忙しいと思いますし、勉強ばっかりしたっていいお医者さんにはなれませんと思いますし、唄には唄の...はい?今何て?いい奥さんになる練習?...はぁ~なるほどなるほど。落ちてしまえ、大学全部落ちてしまえ!」
と啖呵を切る。
スマホを奪い返した唄が「ごめん、ママが勝手に...」と謝るが、そこで電話は切れる。
「別れるって...」と肩を落とす唄に、とわ子は「いや、でも西園寺くん変なこと言っ...」と返すが、唄は
「相手16歳だよ。私が徐々に教育していけば済む話だよ。最悪だよママ。最悪!」
と怒って家を出て行ってしまう。