英国のロックダウン解除は先送り 「インド型」現状を「あさチャン!」が紹介

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   「東京で新たに感染が確認された人は209人。減少傾向にはありますが、都内では初めてインド型の変異ウイルスに感染した人の死亡が確認されました」と司会の夏目三久。続けて、日比麻音子アナが「そのインド型の変異ウイルスですが、イギリス型よりも家庭内の感染リスクがおよそ60%も高いことが分かりました。調査結果をまとめたイギリスの保健当局は警戒感を強めています」と伝えた。

   15日(2021年6月)の「あさチャン!」は、イギリスでは新規感染者の9割に達することもあるというインド型変異株について報じた。家庭内感染のリスクの高さに加え、1回目の接種後に発症を抑える確率は、イギリス型が50.2%なのに比べ、インド型は33.2%と低く、よりワクチンへの耐性が高いことも分かった。

  • 感染状況の推移に注目が集まっている
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東京でも初の死亡確認

   イングランド公衆衛生庁は、2回目まで接種した場合はイギリス型で88.4%、インド型で80.8%となり、発症を抑える確率に大きな差はなくなるとしている。

   インド型の強い感染力への懸念から、イギリスのボリス・ジョンソン首相は日本時間のきょう午前2時ごろ、「ICUに入る人も増えている。もう少しだけ解除を待つことが賢明だ」と、ロックダウンを4週間延長することを明らかにした。

   一方、東京では初めてインド型変異ウイルス感染による死亡が確認された。死亡したのは都内に住む50代の男性で、がんの基礎疾患があった。感染経路は分かっていないが、男性は3日に検査で陽性が確認され、9日に亡くなった。男性の家族や職場の同僚が濃厚接触者になったが、全員の陰性が確認されたという。

(ピノコ)

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