怪しい5人組を木刀で撃退 モーニングショーが伝えた一部始終

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   真夜中の住宅街。防犯カメラに映し出されているのは突如現れた怪しい5人組。一人が家を指差した後、いったん家から離れるが、離れた路上に集まって何やら話し合い。5人組は行ったり来たりを繰り返すが、一人が隣家の敷地内にも侵入し、その後再び相談タイム。5日(2021年6月)名古屋市での出来事だ。15日のモーニングショーが取り上げた。

   この時、タバコを吸いに裏庭に出ていた家主が異変に気付く。玄関のライトをつけると男たちは一斉に逃げ出したが、一人が様子を見に戻ってくる。家主は木刀を持って威嚇するが、今度は集団で再び来襲。家主が「110番通報した」と告げると五人組は逃走。警察が到着した時には姿を消していたが、この日は近所のリサイクルショップでパソコンなどが盗まれる事件も発生している。

   この家が襲われるのは今回が初めてではない。

   一昨年6月には同居女性がナイフを持った男に脅され、去年1月にも部屋を物色する男性が。去年3月には窓ガラスを割って侵入した4人組が催涙スプレーで暴行する事件も発生している。一連の事件で逮捕者は9人。犯人たちは「資産家で家に数億円あると聞いた」と供述しているが、これはネットで流れているデマ情報だという。

  • ネット上で「金持ちリスト」が売買の対象に…
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ネットに出回る「金持ちリスト」

   「金持ちリスト」はこれまではネット掲示板で売買されていたが、身元が特定されやすいため、最近は特定のソフトを使ってアクセスするダークウェブを利用した情報売買が多いという。逮捕された男たちはこうした話を聞いて侵入したとみられている。

   元埼玉県警刑事の佐々木成三さんは今回の画像を見て「計画性がない。下見しているならカメラを気にするはずだが気にしていない。見張りを誰にするか、リーダーが誰かといった役割分担もなく、プロの集団ではない。元締めが闇バイトをネットで募集して、実行犯が集められた可能性がある」と語る。

   司会の羽鳥慎一「一回でも怖いですが一回じゃないんですよね」

   菊間千乃(弁護士)「強盗お勧めリストだと強盗教唆などになる可能性があるが、単にお金持ちリストの投稿だけだと罪に問うことは難しい。」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「間違ってターゲットにされることもありうるが、一戸建ては防ぐのは難しい。玄関に『うちは本当は貧乏です』と貼っておくわけにはいかない」

   菊間千乃「自衛するなら防犯カメラの設置や警備会社と契約する必要があるが、自分でお金を払うことになり理不尽だし、何を付けていても大人数でこられたらどうしようもない」

(みっちゃん)

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