平安時代から現代に次元ジャンプしてきた光源氏(千葉雄大)と奇妙な同棲していた寝具雑貨メーカー「眠々カンパニー」企画営業部OL・藤原沙織(伊藤沙莉)は、悩んだ末に、風変わりな物理学者・フィリップ(厚切りジェイソン)に教えられた次元ジャンプさせる方法を実践し、光を平安時代に戻した。
しかし、その半年後、光は沙織のもとになぜか舞い戻り、再び奇妙な同棲が始まった。
光と一緒に次元ジャンプしてきた親友・中将(桐山漣)や、沙織の妹でキャバ嬢・詩織(入山杏奈)、詩織の友人でホスト・カイン(神尾楓珠)は光の帰還を喜び、沙織との恋の行方を微笑ましく見守っている。
ピザパーティーで盛り上がっていると...
そんなある日、風邪をこじらせて39度の高熱を出した光は「もはやここまでやも知れぬ」と弱音を吐く。しかし、沙織が「私がいるからね」と懸命に介抱した甲斐あって、光は翌日には平熱を取り戻した。
すっかり元気になった光は、中将が紹介してくれたヘアサロンを初めて訪れる。シャンプー台に仰向けに寝かされ、顔に目隠しの紙を乗せられた光が「ここでは客人を死人として扱うのか?」と跳ね起きるハプニングもあったが、初めてのシャンプーに上機嫌だ。
ところが、沙織の部屋で中将と詩織、カインを招いてピザパーティーで盛り上がっていると、とんでもない出来事が!
バランスボールの上から滑り落ちたカインがはなんと、平安時代に『逆次元ジャンプ』してしまったのだ。カインは宮中に連れて行かれ、そこで光源氏の最愛の妻・紫の上(紺野彩夏)と出会う。そして、カインと紫の上は......。
一方、沙織の職場では、彼女に好意を寄せるニューヨーク帰りの同期社員・一条融(一ノ瀬颯)が沙織に猛アタックし、光と沙織の関係はにわかにぎくしゃくし始めた。
さらに、沙織の上司・安倍治明課長(小手伸也)が通う和歌教室に「紫」と名乗る美人講師がいることが発覚。沙織は光の最愛の妻・紫の上までが次元ジャンプしてきたのではないかとあせる。
沙織、光、カイン、紫の上の『4角関係』の行方は......。(よる10時45分放送)
(寒山)