アニメ楽曲「梶原語」のナゾ 本人解説にファン「貴重だなぁ」

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   6月8日(2021年)放送の「7RULES(セブンルール)」(関西テレビ、フジテレビ系)は、作曲家の梶浦由記さんを特集した。

   様々な分野で活躍する女性の「いつもしていること(ルール)」7つを掘り下げるという番組。梶浦さんは「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌「炎」を、歌唱するLiSAさんと共作したほか、「ソードアート・オンライン」シリーズなど、アニメ作品の劇伴を多く手掛けてきた。

  • 関西テレビの「7RULES(セブンルール)」公式ツイッター(@7rules_ktv)より
    関西テレビの「7RULES(セブンルール)」公式ツイッター(@7rules_ktv)より
  • 関西テレビの「7RULES(セブンルール)」公式ツイッター(@7rules_ktv)より

「見てくださる方の想像に任せた方がいい」

   梶浦さんのルールの一つが「歌詞に意味を持たせたくないときは造語を使う」。梶浦さんの曲では不思議な言語が歌われることが多く、ファンからは「梶浦語」と呼ばれている。

   梶浦さん「シーンとして意味を持たせなきゃいけないところ以外は基本造語を使っていますね。造語で作るとシーンごとに、激しいシーンってすごい激しい歌詞に聞こえてくるし、悲しいシーンだとすごい悲しい歌詞に聞こえてくる」

   TVアニメではシーンごとに音楽を作ることは少なく、一曲を様々な場面で使い回すことが多いという。

   梶浦さん「戦闘の音楽を書きました、英語で歌詞をつけました、そのシーンに合わせて書きました。でも違うシーンで流れると意味が違っちゃうじゃないですか。それが見てて自分ですごく違和感があって」

   「見てくださる方の想像に任せた方が歌詞の意味は絶対いいなと思って」

   梶浦さんの曲作りの方法に、驚いた視聴者は少なくなかったようだ。ネットでは、

「梶浦さんの曲のコーラスって、歌詞造語なの!?マジか」
「造語なんだ!!面白いー しかもそれが理にかなってるんや」

といった書き込みがみられた。

   元々梶浦さんの造語を「梶浦語」と呼んで親しんでいたファンらにとっても、本人の解説が聞ける機会は貴重だったようで、

「梶浦語の創作現場とか貴重だなぁ」
「梶浦語の事を話して下さって嬉しかった~。唯一無二の梶浦さんの作曲!」

など、梶浦語の制作過程を垣間見れたことに喜ぶ声が多く上がっていた。

(TT)

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