「マスクの下を見せたくないという若者が増えているということで、恋愛事情も変化が出てきているようです」と司会の羽鳥慎一が9日(2021年6月)、取り上げた。世の中はもう1年以上もマスク生活が続いていて、マスクを外した相手の顔をよく知らず、外したとたんにいっぺんに恋が冷めるということがあるらしいのだ。
街で聞いてみると――。「(マスクの下を)勝手に良いように想像しちゃうから、(外した時に)がっかりされるんだろうなと思う。全顔さらすのは躊躇があります」(大学生・女性20歳)、「顔に自信がないので、マスクあったほうがカッコ良くみられたりするんじゃないかな」(会社員・男性21歳)、「良いと思った人が外したら、あらっていう感じ。美化しすぎてた」(会社員・女性21歳)、「顔出しのオンライン授業で初めて本当の顔を知ったりします」(専門学生・女性21歳)と、マスク惚れは日常化している。
斎藤ちはるアナ「『マスク詐欺』という言葉も」
アシスタントの斎藤ちはるアナ「『マスク詐欺』という言葉もあって、恋愛では、第一印象で判断しなくなったということが増えているそうです。20代の女性はマスクを外した顔を見るために、『一緒に写真撮ろうよ』と誘い、断られたら、SNSでさかのぼって調べると話しています。食事に誘い、食事から帰ったその日から連絡をやめたという20代女性もいました」
司会の羽鳥慎一「たしかに、食事の時はマスク外しますからね」
おじさん世代の玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)はハゲしく嘆きそうな話題だったが、意外にも「ロマンチックじゃないか」という。「大学に入って、キャンパスとかで、マスクしている女性に片思いした僕がいて、外した時に大きく印象が違っても、一度好きになっちゃったならやっぱり好きなのかとかね、ドラマがありそうですよ。むしろロマンチックな感じがするな」
玉川の予想外のコメントに、羽鳥は「玉川さん、何かあったんですか? でも、SNSで調べられちゃうんですよ」
玉川「ああ~。それはやめようよ」
「夜目遠目笠の内」は女性が美しく見えるシチュエーションとして知られるが、いまは「夜目遠目マスクの目」なのだそうである。
(カズキ)