「9歳が車運転」は「目を離した隙に」 「めざまし8」が紹介した「予防法」

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   「岩手県盛岡市で9歳の男の子が乗用車を運転し、事故を起こしました」と司会の谷原章介が伝えた。事故があったのは、おととい5日(2021年6月)17時半ごろ。国道4号線で2台のパトカーに追跡されていた男の子の乗用車が赤信号の交差点で軽乗用車に追突、さらにもう1台が衝突された。男の子と軽乗用車に乗っていた女性が軽いけがをした。

  • 谷原章介「命にかかわる事故でなくてよかった」(写真はイメージ)
    谷原章介「命にかかわる事故でなくてよかった」(写真はイメージ)
  • 谷原章介「命にかかわる事故でなくてよかった」(写真はイメージ)

「親御さんが運転しているのを見ていれば、覚えてしまえる」

   パトカーは「子どもが車を運転している」という通報があり、後を追っていた。乗用車はタイヤがパンクしており、バタバタしながら数キロ走ったとみられる。交通事故鑑定人の中島博史さんは防犯カメラの映像を見て「おそらく60キロ程度は出ていた」という。

   現場で事故直後の様子について目撃者は「男の子は、ぱっと見た時はぐったりしている感じ。10分くらいして救急車が来て、ストレッチャーに乗せる時に目がパット開いて、えーんと泣きだした」と話す。

   それにしても、なぜ子どもが運転する事態になったのか。警察によると、「男の子は自宅で親が数分、目を離した隙にカギを持って車に乗り込み国道に出た」という。中島さんは「親御さんが運転しているのを見ていれば、覚えてしまえる」という。

   谷原「本当に命にかかわる事故でなくてよかった。人命にかかわることは、ちょっときつく教えることが大切ですね」

   中島さんは「親が鍵さえしっかり管理していれば、子どもが車を運転してしまうことを防げる」と話している。

(一ツ石)

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