ワクチン副反応の気になる情報 「モーニングショー」がおさらい

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   自治体によっては、65歳以下にも新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっているが、4日(2021年6月)の「モーニングショー」は副反応についての情報・知識をおさらいした。

   厚生労働省が接種を受けた20代から70代の2万人を健康観察したところ、発熱(37.5度以上)は1回目では3.3%、2回目は38.5%だった。翌日から熱が上がり、3日目には解熱したケースがほとんどだったという。

   軽度以上の腕の痛みは1、2回とも90.6%で、約15%が2回目の方が痛みは強かったが、5日目までには軽快している。頭痛は1回目21%、2回目54%、倦怠感は1回目23%、2回目70%が経験した。

  • ワクチンの副反応に関する知識をおさらい
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解熱剤や鎮痛剤を飲んでも大丈夫?

   また、男性より女性、高齢者より若年層の方が自覚症状は強いようだ。長崎大大学院の森内浩幸教授は「この程度の副反応なら心配いらない」という。「局所の炎症などは、しっかりした免疫応答があったということで、ワクチン効果の予兆です。私はほとんど痛みも出ず、むしろがっかりしたくらいですよ」

   熱や痛みがあるときに、解熱剤や鎮痛剤を飲んでいいのか。2回目後に13.3%の人が使っていたが、厚労省は「他の薬を内服していたり、病気治療中」「激しい痛みや熱が長く続く」ときは医師・薬剤師に相談してほしいが、そうでなければ服用はOKとしている。

   厚労省ワクチン分科会委員の坂元昇医師はこんな注意点もあげた。「腕のしびれなどが出ることがあるので、当日は車の運転は控える」「同居する家族は同じタイミングで接種しない」などだ。夫婦が同じ日に接種を受けて、同じように副反応が出ると、『共倒れ』になってしまう。接種会場には「接種券」「本人確認書類」「予診表(自治体による)」のほかに、「お薬手帳」を持参するといいという。事前チェックの時にアレルギーなどの有無がわかるからだ。

   森内教授「朝ごはんはちゃんと食べてから行く。十分な睡眠をとる。深酒でなければ前日の飲酒はOK です」

   接種の翌日は重要な予定を入れないように注意してほしいという。

(カズキ)

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