「テレワーク調査日」の問題を4日(2021年6月)、司会の谷原章介が取り上げた。というのは、3日、国の各省庁職員を対象に4月19日に行われた、テレワークをしているかの調査について、参院内閣委員会でこんなやり取りがあったからだ。
音喜多駿議員「事前に各省庁に通知して行われた。これは適切だったのか」
前もって知らせたことで、この日だけテレワークした職員がいたのではとの疑問だ。霞が関周辺の調査では、人流が当日19日だけ減っていたという。
谷原章介「これで霞が関から変わっていけば意味ありますけどね」
河野太郎・規制改革担当相「少なくとも、出たものだけはテレワークがやれると言っているわけです。この先は、各省の目標設定をするときにどこまで向上させられるかの議論に使える」「それをフロア(下限)にして、どこまで積み上げられるかには役に立つ」
河野大臣は、今後は抜き打ち調査もやると約束した。
谷原「テレワークは推奨した方がいいけど、国会開催中に(省庁職員が)テレワークできるんですかね?」
風間晋(フジテレビ解説委員)「できると思う。ただ、(河野氏は)抜き打ち調査というが、2週間後に国会会期末だから、ほとんどやれない」
この話に限らず、お役所の調査は事前通知がよくある。形ばかりのお役仕事の典型だ。
谷原「これで霞が関から変わっていけば意味ありますけどね」
(あっちゃん)