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国民には禁酒強要していながら...オリンピック選手村は酒OK、コンドーム配布でどんちゃん騒ぎ

   それにしても、東京五輪には腹の立つことばかりが多い。スポーツニッポン(5月19日付)は「コロナで死亡は"自己責任" 五輪選手らに同意書義務付け」と報じた。IOCが猛暑やコロナ、ワクチン接種で死亡しても、自己責任だからわれわれは責任は負いませんよということだ。選手たちは怒るだろう。

   スポーツ報知(5月29日付)は<五輪パラ選手村で酒類持ち込みが可能と判明『選手同士の交流の場』規制せず>と報じた。毎日新聞(5月31日付)も<政府『五輪選手村での酒禁止なし』 野党は『特別扱いだ』と批判>と報じている。<政府は31日の野党との会合で、東京オリンピック・パラリンピックの選手村での飲酒やアルコールの持ち込みが禁止されていないと明らかにした。選手の部屋などに食事を提供する「ケータリングサービス」にも酒が含まれるという。政府は10都道府県に発令している緊急事態宣言で、飲食店に酒の提供禁止を求めており、野党から「特別扱いだ」と批判が相次いだ>

   国民には酒を飲むなと禁酒を強いておいて、選手たちには酒を飲んでどんちゃん騒ぎも無礼講とはあんまりじゃありませんか。おまけに、大会組織委(橋本聖子会長)が五輪選手村に16万個配布するコンドームには、浮世絵が描かれているっていうんだ。これぞ究極のお・も・て・な・しだな。バカバカしくて涙が出るぜ。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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