いま繁華街で異変が」と司会の谷原章介が3日(2021年6月)に東京原宿や秋葉原で横行する吸い殻や空き缶のポイ捨て問題に触れた。原宿のまん中にある東郷神社や竹下通りから一歩入った路地にゴミがあふれる。通り沿いの公衆トイレには2リットルのペットボトルやゴミを詰めた袋が無雑作に捨てられていた。
東郷神社では毎朝8時過ぎに関係者が見回りして拾い集めているが、いたちごっこ。権禰宜の関秀充さんは「緊急事態宣言後はアルコールの空き缶が多くなった」という。
その原因は、緊急事態宣言以降、飲食店でアルコールを提供しなくなったために起きた「私有地飲み」らしい。竹下通りに2軒あるコンビニで酒を買い、神社の境内や周辺で飲む行為が続出している。
渋谷区は広報車でポイ捨て防止を呼びかけるが...
谷原「秋葉原では大量の吸い殻被害が出ています」
コインパーキングの駐車場に喫煙者がどっと押し寄せ、「雨の中でも吸っています。立入禁止のステッカーがいたるところにありますが、地面は吸い殻が散らばり、ポイ捨て状態」(田中良幸リポーター)だ。
近くの20代男性は「10人か多いときは18人ぐらいがいて、大声でしゃべることもある。飛沫のリスクは高い」といい、吸っていた男性は「ビルの喫煙所が感染対策で閉鎖され、ここしかない。警察か、罰金を徴収する人を24時間常駐させるしかないんじゃないの」とまるで他人事。
永島優美アナウンサー「掃除する方に甘えちゃダメですよ」
渋谷区は広報車でポイ捨て防止を呼びかけるが、止まらない。
尾木直樹(教育評論家)「禁止をいくら言ってもムダ。吸い殻入れ設置する方がいい」
橋下徹(弁護士)「行政の完全な失敗だね。絶対禁止としない以上は、ゴミ箱設置とかフォローアップをやらなければ」
広報車の呼びかけが有効だと本気で思っているのか。緊急事態宣言以前の、昔ながらのやり方だね。
(あっちゃん)