加藤浩次「いまお買い得なのは...」 野菜も肉も次々値上がり中

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   「今、私たちの食卓に欠かせない食材が高騰しています」ときょう2日(2021年6月)の「スッキリ」で岩田絵里奈アナウンサーが切り出したのは、食品が続々値上がりしているという話題だ。アメリカ産牛バラは7割高、じゃがいもは約2倍、ブロッコリーは約2割高、卵は約6割高というデータを、カレーライスとサラダの写真パネルで説明した。

   番組が取材した都内のスーパーの担当者は「半月前と比べると、かなり(野菜の)相場は上がってきています。特にブロッコリー、レタス、キュウリが高騰しています」。半月前は100円だったのが、今は199円という。

  • 値段が高騰している食材も(写真はイメージ)
    値段が高騰している食材も(写真はイメージ)
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天候不順や鳥インフル、コロナ禍...

   なぜ高騰しているのか。千葉・松戸市の農家を取材すると、畑に生育中の野菜はほとんどない状態。2月から4月にかけて気温が高い状態が続いたため、収穫のピークを早く迎えてしまい、前倒しで野菜が出荷されてしまったからだという。ネギは昨年の長雨の影響で苗が腐る被害を受けたことが影響し、前年比6割高。ジャガイモも、北海道の雨不足で種芋が育たず、生産量が減少し、値段が上がっている。

   野菜だけではない。卵の卸売価格は、1月の時点から2倍近くまで上がっている。冬に猛威を振るった鳥インフルエンザの流行で鶏の殺処分が全国的に相次ぎ、卵が品薄になっているのだという。輸入牛肉も高騰している。生活経済ジャーナリストの柏木理佳氏は「オーストラリアが干ばつで不作となり、アメリカの牛肉に依存したが、コロナで出荷が遅れました。いち早くコロナから回復した中国で需要が増えていることもあります」と値上げの背景を解説した。

   「これはいつまで続くのでしょうか」というMCの加藤浩次に、岩田アナは「卵は鶏が成長するのに約半年かかるので、価格が戻るのは年明けの可能性も。米国産牛バラ肉は年内は見通したたず。ジャガイモは夏には北海道で収穫が開始されます。白ネギは6月下旬に東北で収穫が始まります」。

   加藤「いまお買い得なのはキャベツだそうです。安いものを見つけて食べましょう」

(キャンディ)

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