イギリス型、インド型といった変異ウイルスの呼び名に「国名は使わない方針」を先月(2021年5月)31日、WHO(国際保健機関)が示した。新型コロナウイルスの変種は最初に発見した国や地域の名にちなむのが一般的だったが、WHOはギリシャ文字のアルファベットを使うことにした。
アルファ、ベータ...
それによれば、イギリス型はアルファ、南アフリカ型はベータ、ブラジル型はガンマ、インド型はデルタとなる。特定国への偏見を回避するためで、加藤勝信官房長官もきのう「政府として、新たな呼称に順次切り替えていきたい」と話した。
6月2日の放送で、司会の谷原章介は
「たしかに、その国が作ったみたいに思えてしまう。(国名呼称を)安易に使っています。ちゃんとした方がいい」
と賛意を示した。
一方、永島優美アナウンサー
「その通りですけど、今までの名前があるのでなかなか。覚えるまでちょっと時間がかかります」
と感想を述べていた。
新しい変異ウイルスのニュースも伝えられている。「ギリシャ文字アルファベット」呼称はどこまで増えるのか。
(あっちゃん)