北川景子と永山瑛太出演のドラマ「リコカツ」(TBS系)の第7話が5月28日(2021年)に放送されたが、「2人の愛を邪魔する周囲のキャラがウザすぎる!」「最初は楽しかったのに、話があちこちに散らかってもう見る気がしません!」という声が殺到している。
特に、紘一(永山瑛太)の上官の自衛官、「煮物女」こと一ノ瀬(田辺桃子)があまりにグイグイと紘一の迫る悪(あく)どさに「あんなひどい女、あり得ません!」とついていけない人が多いようだ。
「お慕いしております!」可愛く迫る女自衛官・一ノ瀬
物語は、咲(北川景子)と紘一(永山瑛太)が離婚を決め、別々に生きていくことに。咲から離婚を聞いた恋愛小説家・水無月連(白洲迅)は、「愛なんてこの世に存在しないサ」とキザなセリフを吐きつつ、咲に手を出そうとする。一方、一ノ瀬も「待ってたわヨン!」とばかりにシタタカな行動に。「煮物を作りすぎてしまって...」と手料理持参で紘一の実家を訪問。元自衛官の紘一パパ(酒向芳)と将棋を指すなど、パパの胃袋とハートをわしづかみ。「将を射るなら、まず馬を射よ」という中国伝来の兵法の実践だ。さすが上級自衛官!
一ノ瀬は、可愛いワンピース姿で自分が咲にした悪事を紘一に告白。「どんな罰でもお受けします。私のせいで離婚させてしまって...」と殊勝な表情まで見せた。そして、まんまと定食屋で紘一とデートの約束をとりつける。ところが咲と遭遇してしまう。その場から逃げる咲。あわてて咲を追いかける紘一。一ノ瀬は紘一に追いつき、その腕をガッシとつかみ、「お慕いしております!」と打ち明けたのだった。
ネット上では「なんなの煮物女、この厚かましさは!」「もう、こんなドラマ見たくありません」というガッカリコールがあふれた。
「回を重ねるにつれて面白くなくなり、イライラするシーンが増えました。あまり2人の思いに共感できないし、家族全員一緒のタイミングで離婚する展開も微妙すぎる。小説家の登場もいらない。もっと面白く見られると楽しみにしていただけに残念です」
「見たい気が停滞してきました。紘一と咲が、お互いの考え方や家族との関係を知って共感し合う感じがとても良かった。特に、紘一のお母さんが紘一の本当の気持ちを咲に話すシーンが好きでした。紘一が、両親の離婚で傷ついた咲を『1人にしない』と言うところも良かった。ところが、元カレとか、小説家とか、一ノ瀬さんの猛アプローチとか、咲の母親のがんとか、詐欺とか...。まったく共感できない人たちのエピソードが邪魔です。話が散らかって乱雑になったので、もう見る気が半減しています」