熊田曜子がDV夫に感じた恐怖 帰宅時間が近付くと...

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   タレントの熊田曜子さん(39)が、きのう5月31日(2021年)に所属事務所を通じてコメントを発表、離婚手続きを進めていることを明らかにした。

   コトの発端は、一部スポーツ紙などによる報道。5月18日深夜に夫から暴行を受けた熊田さんが警察に連絡、夫が逮捕され、被害届を提出したという。熊田さんはこれらの報道を事実と認めた上で、弁護士を通じて離婚協議を行っているとした。

  • 熊田曜子さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
    熊田曜子さん(写真:Keizo Mori/アフロ)
  • 熊田曜子さん(写真:Keizo Mori/アフロ)

羽鳥「思い切って警察に相談してください」

   9年前に同学年の会社員と結婚した熊田さん。3人の娘にも恵まれ、子育てをネットで公開するなど幸せな家庭を築いていたと思われていたが、最近は「昨日の夕食も食べてもらえず、この料理どうにかしないと」とインスタグラムに投稿したり、テレビ番組で「夫は丸の内に出勤していると思ったら別の場所に出勤していた。夫は会社を辞めていた、どうすれば夫の給料がわかるのかな」と発言したりするなど、夫婦生活のすれ違いも目立つように。

   昨日のコメントでは「夫からの暴力行為は今回が初めてではなく、夫が帰宅する時間が近付くと恐怖を感じるようになった」と激しいDVを訴えていた。

   司会の羽鳥慎一は

「今回は熊田さんが通報した後に夫が逮捕ということですが、近年はDV事案に対する警察の対応が変化していて、積極的に介入するようになってきています」

と指摘。

   菊間千乃(弁護士)「今回の熊田さんは事務所などいろんな方に相談できて警察に訴えたが、元の生活に戻るのは難しい。その先には離婚があるのでそこまで踏み切れない方も多い。2020年のDV相談件数は19万件以上と過去最高となったが、コロナでDVが顕在化する一方で、相手がずっと家にいることで電話や外出相談ができないという面もある。この数はもっと多いと思う。加害者と被害者を引き離すためにシェルターがあるが、お子さんがいると学校の問題で躊躇するお母さんもいる。欧州ではイスタンブール条約で被害者が家にいて、加害者が家に寄り付いてはいけないというシステムがある。日本も被害者を守る形で法律改正が必要なのではないか」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「家庭って家庭以外のところから隔絶されたものなんですよね。プライバシーといういい意味もあるんですが、隔絶された閉じたところで暴力が続いてしまうことが大昔からある。なんとなく夫婦喧嘩の延長みたいにとらえられることもあるが、結婚前は赤の他人。そういう人から暴力をふるわれるのはとんでもない話。家のことだからと我慢している人もいっぱいいると思うんですが、もともとあなたたち他人ですから」

   羽鳥慎一「警察の対応は変わってきています。思い切って警察に相談してください」

(みっちゃん)

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