世界の知性たちが呆れる「東京五輪は亡国のバクチ」IOC幹部のカネ儲け道具にされる日本人の生命――ほか8編

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マスクシンドロームに気を付けて!口の中が乾燥して虫歯や歯槽膿漏が急増中

   今週はサンデー毎日が面白い。白井聡の「国民よ、アスリートよ、『主権者』たれ!」、「小池晃・日本共産党書記局長 いまこそ国民の命と生活を守るために政権交代を」もいいが、コロナ禍で見過ごされがちな、足は万病のもと、腰痛簡単体操、それに「マスクシンドローム」を興味深く読んだ。

   私は「KN95」という隙間のないマスクをしているせいか、歩いている途中で頭がボーッとしたり、咳が増えた気がする。これは口呼吸が原因だという。鼻呼吸では、吸った空気を加温・加湿してくれるが、口から呼吸をすると唾液が失われ、のどが渇くからだそうだ。唾液が蒸発して口腔が乾燥すると歯石がつきやすくなり、雑菌が繁殖するから虫歯や歯周病になりやすいそうだ。

   また、散歩をしていても、自然がもたらす微細で多彩な情報を感じることができないから、とくに、感性がもっとも発達する時期の子どもたちに何らかのダメージがあるのではないかという。

   私が一番心配するのは、毎日、目元のキリッとしたマスク美人を見るのが楽しみだが、マスクを外せば、その数が半減、否、9割減になることである。コロナが収まっても、女性はマスクをするべしなんていうと、女性差別になるんだろうな。ゴメンナサイ!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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