5月28日(2021年)放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)は、プロ野球・中日ドラゴンズの2軍投手コーチだった門倉健さん(26日付で退団決定)の失踪問題を特集した。
5月15日からチームの練習を無断で休み、約2週間にわたる失踪状態となっている門倉さん。赴任先の愛知で一緒に暮らしていた次男によると、携帯電話、カバン、財布と、門倉さんの私物は家に置きっぱなしだという。
球団には5月20日の消印で退団届が届いたと報じられているが、妻・民江さんあてにも、同じ日の消印で本人から手紙が届いていたそうだ。
「また連絡します 突然の事でごめんなさい」といった簡潔な内容だったが、民江さんは「良かった、生きているんだと。ただ確かに筆跡は彼なんですが文章が整いすぎてて...謎だらけなんです」と違和感を覚えたという。
消印にも「謎」
MCの坂上忍さん「ちょっとしたよそよそしさというか、本当にその思いで書いたのか、想像でここまで言っていいのかわからないけど、書かされたことなのか、っていう疑念でしょ」
さらに気になることが、その手紙には、妻が住む自宅がある横浜市の消印が押されていたという。門倉さんは5月9日に自宅に滞在し、翌10日には愛知に戻っていた。
元警視庁刑事の吉川祐二さん「考えられることとしては、家族についての手紙が横浜で投函されているということから見ると、家族のことがやはり心配になって、一度自分がいなくなるにしても、家族のことが心配だ、見に行こうという形で横浜まで来ている可能性も非常に高いです」
臨床心理士の藤井靖さん「失踪されるくらいですから、通常の精神状態ではない可能性が高いわけですよね。ご夫婦であっても全てを知っているわけじゃないということはありますから、このタイミングで違和感のあるやり取りというのはありえる話だと思うんです」
コメンテーターのタレント、田村淳さん「(手紙の文面が)敬語調になってるってことが、精神が通常どおりじゃないってところなのかもしれないし、何か書かされたっていう風に推測しちゃいますよね。だけど財布を持って出てないのに、(愛知から横浜まで)移動できてるってことは何かしらの交通費は払えるって状況。本人が本当に移動してるのだとしたら、カード(の利用履歴)で(居場所を)追えたりとかもできるんじゃないかなと思います。あと心配なのは、こうやってメディアでバーンと出たことで、本人はそこまでのことになると思ってなかったのに今こうなっちゃったことで逆に言いづらくなってるってことがもしあるんだとしても、これはみんなの関心事になってるから、そこは受け止めてもらって、まずは安否確認ですよね。家族にとにかく伝えてほしい」