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「新型コロナワクチン」水増し、横流し横行!どうやらひと儲けしている医者がいるらしい

   週刊文春で、西浦博京都大学大学院教授がインド変異株は従来株の2.25倍も感染力があるといっている。緊急事態宣言が解除されれば、それが一気に増えていく可能性もあるというのである。感染拡大を阻止すると期待されているコロナワクチンだが、これも、一部の心得違いの連中によって搾取されていると、週刊新潮と週刊文春が報じている。

   新潮は、中川俊男日本医師会会長が寵愛している女性とすし屋でシャンパンを飲み交わしていたと先週報じたが、今週は、その女性を日医総研の主席研究員という要職に据え、彼女は年収1800万円を得ていると報じている。

   文春では、中川会長が君臨する日本医師会は政治への影響力を強め、今回のワクチン配布についても、医師会に所属していないと十分な数をもらえないワクチン囲い込みが起きていると、ヘルス・マネジメント・クリニック(東京都中央区)の行松伸成院長が話している。

   文春が中央区に確認すると、区内で高齢者へのワクチン個別接種を実施している28の医療施設は、日本医師会会員だと認めたのである。千代田区も同じ。日本医師会会員が6割程度の台東区でも、医療機関の97%が会員だった。

   さらに杜撰なことが起きていると新潮が報じる。医療従事者という定義が曖昧なため、横浜の歯科医院は、医師3人、アルバイトが2人しかいないのに、35人分と申請したらその通り送られてきたという。この歯科医院が所属する医療法人クリニック全体では、勤務する700人の倍ぐらいのワクチンを申請したら、問題なく通ったというのである。このような実態があるから、当初、370万人だった医療従事者が480万人に膨れ上がったが、その背景にはこうした不正があるのではないかと、個人病院の関係者が話している。

   水増し、横流し、使わずに廃棄されるワクチンが多くあるのでは、国民全部が2度接種を受けるのは来年になること間違いない。こうした惨状を見ぬふりをして、菅首相はIOCのいうがままに、五輪開催へとまっしぐらである。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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