大規模接種会場「予約に空き」のナゼ 「スッキリ」が巣鴨で聞くと...

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   今週24日の月曜(2021年5月)に始まった東京・大手町の新型コロナウイルスワクチン「自衛隊大規模接種センター」で、予約に大幅な空きが出ているという。31日からは東京の23区以外の市町村の65歳以上の接種が始まるが、きのう26日17時時点で、定員7万人の枠に対して、埋まっているのは約4万7000人、2万3000人の空きがあった。実に3割以上だ。

  • ワクチン接種のスピードアップが求められている
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防衛省「まだ接種券が届いていない地域がある」

   予約殺到と予想されていたのに、どういうことなのか。27日放送の「スッキリ」が東京・巣鴨で聞いてみると――。60代の男性は「不便じゃないですか。わざわざ遠くまで、人の集まるところに行きたくないですよ」と言い、70代の女性は「ネットはできないし、スマホも持ってないから予約できないの。行き方をちょっと間違えるとたどり着けないし。行きつけのお医者さんがいいです」と話す。どうも、大手町まで行きずらい、かかりつけ医に打ってほしいという高齢者が多いようなのだ。

   防衛省は「まだ接種券が届いていない地域があるので(予約が本格化していない)。1日1万件のペースで予約が増えているので、30日には埋まるのではないか」と説明している。今後も空きが出るようなら、接種対象を基礎疾患がある人や介護施設従事者などに前倒しで広げて、スピードアップを図ったらどうか。

(カズキ)

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