スクールセクハラが問題視されるなか、24日(2021年5月)放送の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)がこの問題を取り上げました。
千葉県が公立校を対象に行った実態調査結果に触れつつ、現場教師の悩む声も紹介しており、同日の(J-CAST)テレビウォッチ・ワイドショー通信簿(スッキリ)で番組内容を伝えました(榊原郁恵「どれだけ体のこと言われたか」 当時「セクハラという言葉なかった」)。
千葉県調査で4位の件数となったのは「男のくせに・女のくせに」と言われた、という事案。番組では、宮城県の中高一貫校の30代英語女性教師への電話取材の模様も流していました。
「自分たちの認識をアップデートしていくべきだ」という声も
この中で例として挙がったのは、メイクや美容に気を使う男子生徒への「女の子じゃないんだから」という指導や、ベリーショートなどの髪型にする女子生徒に「やめなさい。女の子なんだから」という場面がある、ということでした。
こうした現状に対し、教師の間でも意見が分かれているそうです。若い教師たちの間では、自分たちの認識をアップデートしていくべきだ、という声がある一方、年配の教師には、「(男子のメイクなどを)容認すべきではない」(番組内テロップ)という意見も根強くあるそうです。
スタジオでは、MCの加藤浩次さんが、(スクールセクハラを扱った)コーナー全体へのコメントとして、若い人たちはアップデートされた環境で育っており、上の世代の人間が「昔の考えを押し付けても、(それは)違う気がする」と指摘していました。
あくまで例の一つとして挙がった問題ではありますが、みなさんは「学校現場で、男子生徒のメイクは容認されるべきだ」と思いますか?それとも「容認されるべきではない」と思いますか?記事下でアンケートを行います。投票欄から、みなさんのお考えを教えください。また、よろしければコメント欄やSNSで、その理由も教えてください。