めざまし8は、昭和大学医学部客員教授の二木芳人医師の新型コロナワクチンの2回目の接種を取材。接種から4日たったきょう24日(2021年5月)、接種の注意点などを解説してもらった。
まず接種前の注意点は?「前日は、飲酒や激しい運動は控えましょう。疲れた状態で行くのは好ましくない。まぁでも、普段通りで良いと思いますよ」と二木医師。「持病がある人は1回目の接種の前に普段診てもらっている医師に、ワクチン接種しても問題はないか、相談しておいた方が良い」と話している。
2回目の接種で注意しないといけないのは副反応だ。1回目よりも発熱、倦怠感、頭痛などの副反応の頻度が高い傾向があるからだ。
医師が自身の接種後の状況を説明
摂取直後の二木医師は「何も変化なし」。8時間後は「腫れはないけど、前回より腕が重い感じがする」。10時間後は「前回よりも腕の奥に感じる痛みは強い」。
二木医師によると、接種した当日の入浴はOKだが、注射した腕はあまりゴシゴシ洗わない方がいい。また、副反応による体調の変化にすぐ気づけるよう、お酒も控えた方が良いという。
翌朝、接種から21時間後の二木医師は「体調は極めて良好です。熱も平熱です。腕に少し痛みはありますが、生活に支障があるほどではありません」。
MCの谷原章介「副反応が重くなくてよかったですね」
永島優美アナ「ちょっと痛かったら冷やしてもいいんですか?」
二木医師「それはかまいませんよ。あまり痛かったら痛み止めを飲んでもらっても構いません。人によってはお熱が出ることもあるでしょうから、高い熱が出たら解熱剤を服用してください」
妹が3種混合の予防接種でアナフィラキシーショックを経験したという演出家の金谷かほりからは、こんな質問が出た。
金谷「妹はそれ以降予防接種というものを受けたことがなくて、今回の接種もとても怖がっているんです。事前にアレルギー検査などは必要ですか?」
二木医師「アナフィラキシーの既往があるからと言って必ずしも打てないわけではない。実は私もアナフィラキシーの既往があるんです。ワクチンではなくあるお薬を飲んだ後でしたが。ですから、1回目は少し心配でしたが、全く反応はありませんでした。1度ご専門の先生に相談してから打たれたらどうでしょうか。打てないこともないと思いますよ」