温かい気持ちでモネの成長を見守ろう
モネの父親役・内野聖陽と、気象予報士朝岡覚役・西島秀俊は、「きのう何食べた?」(テレビ東京)のケンジとシロさんではないか、と思ったら、脚本が同じ安達奈緒子だった。いつか2ショットになる日もあるかと期待したい。安達は清原の出世作「透明なゆりかご」の脚本も手掛けている。ヒロインのモデルはなく、完全なオリジナル脚本ということで、清原の良さを最大限に活かした脚本を作り出してくれるはず。
朝岡に「震災の時は大変だったでしょう」と言われ、「私は震災の時に居なかった」と答えたモネ。どこか翳のあるモネが島を離れたかった理由などは徐々に明かされていくことだろう。
東日本大震災から10年。東北を舞台にしたドラマを素直に応援したい。空の青さと、森の緑、そして、海。美しい景色が見られ、癒しの効果は抜群。だから、「スマホで1秒で天気がわかる時代なのに、『お天気って未来がわかるんですね~』と感動するのはおかしい」などと、重箱の隅をつっつくようなことはせず、温かい気持ちでモネの成長を見守ろう。(月~土 総合8時、BS7時30分スタート)
(くろうさぎ)