サヤカの「演技」に「嘘かいな!」と思わずツッコミ 【おかえりモネ】

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   <朝ドラ、今週の山場は?> 第1週の一番の見どころと感じたのは、19日(2021年5月)第3話放送のこの場面。東京から人気気象キャスターの朝岡覚(西島秀俊)が、百音(モネ、清原果那)たちがいる登米の町にやってきて、以前から知り合いだというサヤカ(夏木マリ)の家で歓迎会が行われた。

   「朝岡さんとサヤカさんは、なんで知り合いなんですか?」という町の人の質問に対し、「実はね...息子だ」と答えたサヤカの態度があまりに自然で、「あ、そうなんだ」とアッサリ信じてしまった。物語でも「実は鼻のあたりが似ている」と信じ切っている様子。その間、ニヤリとしているサヤカは、人となりがわかり一枚上の「姫」を思わせる表情。

  • NHKの「おかえりモネ」番組公式サイトより
    NHKの「おかえりモネ」番組公式サイトより
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結局、どういう関係?

   姫と呼ばれるサヤカは、伊達藩家老の子孫といわれ地域の資産家というだけではなく、地元を愛するボス的役割を果たしている。金髪にマニッシュでお洒落な服、それに赤いルージュがキリリと決まって、揺るぎない信条を持った力強い女性。百音の親代わりに選ばれたのがよくわかる。

   町の皆がざわつき、百音までが、朝岡のことをサヤカの息子だと信じてしまうこのシーンだが、その直後に「バカー!嘘だ」とサヤカ姫。「なんだ嘘かいな」と、ドラマについついツッコんでしまった。

   しかし「私は一生独身、子供産んだことないよ」と続くサヤカのひとことで、朝岡の態度がそわそわし始めたのは気のせいか?町の人が「いや、姫!あんた結婚は...」と言いかけたのをサヤカが遮ったのも見逃せない。彼女の過去には何かがありそうだ。

   その後、サヤカと朝岡の関係は、最後まで明かされなかったが、うーむ気になる。

   それにしてもサヤカの家のリビング、ダイニングは、質の良さそうな木材を使用した現代建築。小上がりになっている畳敷き間、大きなダイニングデーブル。階段を上がると「姫」がくつろぐ大きなチェア。優雅で豊かな一人暮らしだが、広いリビングに孤独なサヤカの場面もあるかもしれない。

   ドラマがスタートしたばかりだが、登場人物の過去が見え隠れして想像が膨らむ。今後の展開に期待大だ。

(Y・U)

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