中川会長は高級寿司屋で女性とシャンパン、コロナ重症者診療ない会員たち...日本医師会ってなんだ!?――ほか6編

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NY大臨床医が驚いた日本の『コロナワクチン副反応死』の多さ!インフルエンザの110倍

   私はまだ接種の予約はとっていない。接種を急いでいないわけではないが、私は75歳で、長年、高血圧と糖尿病があり、薬を欠かさない。接種後に亡くなった人が39人もいると聞くと、もう少し遅くして、どれくらい副反応が出るのか、様子を見たほうがいいかもしれないとも思っている。

   週刊現代は、亡くなった人たちのケースを取材している。北海道旭川市に住む木下隆弘(仮名・享年46)は3月19日にワクチン接種を受け、その翌日に亡くなってしまった。彼は旭川市にある旭川赤十字病院で事務職員として働いていたため、医療従事者として接種を受けた。当日に腕の痛みを感じたという。翌日、朝から「背中が痛い」と妻に訴えたため、近所の整形外科に行ったが、別の病院で診てもらうようにいわれた。

   その帰宅後、突然意識を失い、鼾をかき始めた。救急車で勤務先の旭川赤十字病院に運ばれたが、搬送された時点で心肺停止状態だった。死因は、身体の中で一番太い血管である大動脈が裂ける急性の大動脈解離で、70代以上に発症することが多いが、40代、しかも身長が180センチもあるがっしりした体格で、特に持病はなかった彼が、なぜ?

   福岡県で3月23日に亡くなったのは太田彩(仮名・享年26)。県内の公立病院で看護師として働いていた。もともと小児科病棟で働いていたが、病院がコロナ患者を受け入れることになり、彼女もその担当になった。彼女がワクチン接種を受けたのは3月19日。ワクチン接種によって血栓ができて亡くなった人がいるというニュースを見て、本人は「怖い、打ちたくない」といっていたそうだ。

   接種後4日目、出勤してこない彼女を心配して、病院から両親のほうに連絡があり、父親が彼女のアパートに見に行くと、朝食を食べている時に異変が起きたようで、テーブルにはご飯とみそ汁がそのままになっていたという。病院でCTスキャンした結果、脳出血とくも膜下出血を起こしていた。女性では60~70代に多いといわれる。なにも健康上のリスクを抱えていない20代の女性が発症するのは、極めて珍しいという。週刊現代によると、39名のうち、脳出血・くも膜下出血が8名、大動脈解離で2名が亡くなっているそうだ。

   コロナワクチンの治験に関わっているニューヨーク大学医学部臨床医のパーヴィ・パリークは、日本のケースを見ると、全国で440万回の接種が行われ、39例の死亡が確認されているということは、100万回接種当たりの死者は約8.9人と、インフルエンザワクチンの110倍という数字だと驚きを隠さない。

   現代もいっているように、39名という数字は氷山の一角であろう。なぜなら、北海道の木下のケースでは、病院はワクチン接種による死亡例として厚生労働省に報告していなかった。遺族側から病院に働きかけて、厚労省に報告してもらったという。報告するかどうかは医師の裁量が大きいため、報告しないケースがかなりの数あると考えてもいいはずだ。太田彩の父親がいうように、政府はワクチン接種と死因の因果関係は本当にないのか、きちんと調査して国民に公表・説明すべきである。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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