18日(2021年5月)放送の「バイキングMORE」(フジテレビ系)で、エッセー『わたしが幸せになるまで』が出版され注目を集めている吉川ひなのさん(41)の話題を取り上げた。
13歳でモデルとして芸能界デビューし、1997年の映画デビュー作で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。藤井フミヤさんがプロデュースした楽曲で歌手デビューも果たした。98年のCM契約社数は11社で、その年の「CM女王」にも輝いた。2011年に一般男性と再婚し、その後ハワイに移住。現在第3子を妊娠中だ。
「うちの親父が競艇に使ってましたからね」
芸能界で華々しい成功を収め、今はマイペースに幸せに生きているという印象も強いが、裏では両親との関係に悩み続けていたという。エッセーには、
「自分が働いて稼いだお金を分けてほしいと頼んだら家賃1か月にも満たない額しか残っていなかった」
「自分たちの生活資金を100%わたしの稼ぎで賄っていた両親は、わたしが働かなくなって最低限のお給料しかもらわなくなってからも、いつもわたしのところへきては自分たちが使うお金を用意するように言った」
など、両親との金銭にまつわるエピソードがつづられている。
MCの坂上忍さん「ひなのちゃんが子役上がりかどうかは僕はわからないですけど、子役上がりあるある、というのは...。うちの親父が競艇に使ってましたからね、お金を。俺中学入るまでギャラもらえること知らなかったから。習い事の一環みたいな感じで撮影所に行ってた。僕はお金もらえることを知るのが遅かったから、逆に無頓着になれてよかったかなとは後から思ったけどね」
吉川さんや坂上さんの親とのエピソードに、SNSでは「壮絶だったのね」「子役の親が金を残さずに使い切るのって児童虐待にはならないのかね」など、驚きの声が上がった。
また、5月14日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「おちょやん」の千代も、父のテルヲから度々金を無心されていたのと重なるとして、「リアルおちょやんやん」との書き込みもみられた。
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