マスク酸欠、3つのチェック点 夏目三久「2つ当てはまります」

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   「マスク酸欠と呼ばれる症状を訴える人が増えています」と司会の夏目三久が伝えた。去年(2020年)の同じ時期に比べると約3倍多いという。一体どんな症状なのか。

   きのう17日(2021年5月)、東京・渋谷区で若い女性に聞いてみると、「息が苦しい。運動する時もマスクしなきゃいけないので、すごくキツイ感じがあります」。60代の女性は「頭が痛くなる。マスク頭痛。酸欠っぽい頭痛じゃないかな」

  • マスク酸欠にご注意を
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「おススメ」のストレッチ法

   呼吸法などに詳しい内科医の工藤孝文医師によると、「マスクをしていると口呼吸になります。普段からマスクをつけているので、体が酸素不足に陥り、いわゆるマスク酸欠になってしまう人が増えています」。

   工藤医師は「口呼吸だと一気に息を吸う感じで、肺の下の横隔膜の筋肉をたくさん動かさないといけないので、運動した後や緊張した状態などと同じような息苦しさを感じます」。一方、鼻呼吸は鼻からゆっくり空気を吸い込むため、肺に酸素がたくさん入り込む。鼻呼吸を意識することが大事だという。

   酸欠状態になると、体のだるさ、頭痛、めまい、イライラ、肩こり、腰痛、集中力の低下など様々な体調の不良が起こり、自律神経失調症などを引き起こすこともある。マスク酸欠を訴えている20代の女性は「仕事の途中にあくび、眠気が結構きつい。ボーっとする感じ。帰宅すると倦怠感が強い。数カ月続いています」と語る。

   対策はないか。工藤医師は3つのチェックポイントを示す。(1)日中あくびが出やすい(2)忘れ物が多い(3)息を10秒かけて吐けない。この3つすべてが該当すると「要注意」、1つでもあればマスク酸欠の「可能性がある」という。

   夏目「私、2つ当てはまります。1つは忘れ物。めがねを忘れてここまで来ました」

   最後におススメのストレッチ。椅子に座って、両手を上に伸ばして組み、鼻から5秒間、息を吸う。そして10秒間で息を吐き、両手を下ろし、後ろ手を組む。ポイントは肩甲骨を寄せるイメージで胸を張り背筋を伸ばすこと。2時間に数回行うことで、酸欠状態が緩和されリラックスできるという。

(一ツ石)

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