NHK連続テレビ小説「おちょやん」が、きょう5月14日(2021年)で最終回を迎えた。
女優・竹井千代(杉咲花さん)が「お家はんと直どん」で再び道頓堀の舞台に立ち、きょう放送回でいよいよ元夫・一平(成田凌さん)との場面に突入。
不倫の末、相手の灯子(小西はるさん)が妊娠、離婚したという2人の半生を笑いに変えるような台本で、観客席も共演者が控える舞台袖も笑いと涙に包まれる。
千代の「生きるっちゅうのはほんまにしんどうて、おもろいなあ!」という台詞には、大きな拍手と歓声が沸き起こった。
ラストは、ラジオドラマの関係者・長澤誠(生瀬勝久さん)や花車当郎(塚地武雅さん)、一平と灯子家族それぞれの幸せな生活が映し出された。千代は娘・春子(毎田暖乃さん)とともに歩く中、最終週のタイトルでもある「今日もええ天気や」と空を見上げてつぶやき、「おちょやん」は笑顔で幕を閉じた。
博多大吉「最後まで見ていて本当によかった」
直後の「あさイチ」オープニングの恒例「朝ドラ受け」では、鈴木奈穂子キャスターが「終わりましたね~」と笑顔で拍手。
千代の父・テルヲや、「夫」・一平の「クズっぷり」など、見ていて辛くなる展開も多かったが、
「しんどいけど楽しい朝ドラでした」(鈴木キャスター)
「途中厳しい時間もありましたけど、最後まで見ていて本当によかったなと。終わりよければすべて良しじゃないですけど」(博多大吉キャスター)
と、大団円に笑顔のキャスター陣だった。
「おちょやん」では最後となるあさイチの「朝ドラ受け」に、SNSでは視聴者から「ほんと途中しんどかったわw」「鈴木アナと華大のお二人が言ってた通り観てるの辛い時期もあったけど見続けてきてよかった」など共感の声が上がった。
(TT)