東京八王子市で先月(2021年4月)、アパートの外階段が崩れ住民の女性(58)が死亡した事故と同じ施工業者が手がけたアパートが東京都や神奈川県に166棟あることがわかった。5月14日、「あさチャン!」が伝えた。
司会の夏目三久「施工不良の疑いが浮上しています」
「ひどい溶接だな」
先月の崩落事故は、築8年の踊り場の木材が腐食したのではないかとみて、警視庁は既に、施工した「則武地所」を業務上過失致死の疑いで家宅捜索している。
八王子市内の築5年のアパートでは、階段の片側にすき間ができており、「慎重に登り降りしてください」の貼り紙がしてあった。その映像を見た専門家は「ひどい溶接だな。板が落ちないように留め具がついている」とあきれていた。住民の女性は「危ない。修理してほしい」と不安がっていた。
国土交通省はこの業者が2010年以降に施工したアパートがある自治体に調査と報告を求めている。
(あっちゃん)