町長らが「医療者向け」ワクチン接種 「キャンセル出たから」は通用するか

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   茨城県城里町の町長ら幹部職員が、対象となっていないのもかかわらず、新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことがバレた。報道フロアから森富美アナが伝えた。

   「先月(2021年4月)、町に医療従事者向けワクチンが届き、キャンセルが出たため、上遠野修町長、副町長、教育長ら町三役を含む町職員が接種を受けたということです」

  • ワクチン接種の「順番」は…
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町長「何ら問題ない」

   城里町では、6800人の高齢者向け接種も今月31日からで、まだ始まっていない。そんな中で、42歳の町長が、医療従事者まじって接種を受けていたのだ。

   上遠野町長は「使命感を持って仕事してますから、何ら問題ない」と開き直っている。会見では「私自身については、集団接種事業を行う責任者であり、早期に接種を行うべきだと考えておりました。医療関係者162名の中でキャンセルが12名発生し、廃棄を避けるために接種した」と語った。たしかに、廃棄は避けるべきだが、「キャンセル待ち」の最優先に町幹部が並んでいることに、町民は納得するだろうか。

   「スッキリ」はきのう5月12日の放送で、愛知県西尾市で地元有力者が優先的に接種を受けようとしたことを取り上げ、「氷山の一角じゃないか」と指摘していたが、『特権接種』は横行しているようだ。

(カズキ)

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