「近年まれにみる素晴らしい大喜利」 円楽「一日司会」を自賛、ネットも「流石」

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   「笑点」(日本テレビ系)2021年5月9日放送回で、三遊亭円楽さんが大喜利の司会を務めた。

   笑点は5月15日に放送開始55周年を迎えるということで、オープニングの演芸コーナーに出演したギター芸人のAMEMIYAさんが「笑点に捧げる歌」というネタを披露。その中で、

「笑点55周年でついに円楽司会を始めました」

と歌ったが、ネタの途中に円楽さんが飛び入りし「なんて心に響く歌なんでしょう。この勢いで円楽の司会の大喜利へ行きましょう!」と宣言。実際に円楽さんが司会を務める運びとなった。

  • 三遊亭円楽さん(編集部撮影、2016年)が「一日司会」を務めた。
    三遊亭円楽さん(編集部撮影、2016年)が「一日司会」を務めた。
  • 三遊亭円楽さん(編集部撮影、2016年)が「一日司会」を務めた。

「正義は必ず勝つ、春風亭昇太です」

   司会交代にあわせて、「司会者の特権、強権発動でもって、並び順を私のやりやすいように替えさせていただきました」(円楽さん)と、29年ぶりの「席替え」も実施。円楽さんから近い順に林家たい平さん、林家木久扇さん、林家三平さん、三遊亭好楽さん、三遊亭小遊三さん、そして正規司会の春風亭昇太さんは末席に座った。

   昇太さん「55周年ということで、『俺に司会をやらせろ』と円楽さんに言われて困ったプロデューサーさんが僕のところに電話をかけてきたんで、僕はこう言いました。『ま、1回ぐらい彼にやらせてあげたら?』正義は必ず勝つ、春風亭昇太です」

   円楽さん「何か昇ちゃんが遠いところでぐちゃぐちゃ言っててよく聞こえなかったんですがね...」

   その後はいつも通り大喜利を三題終え、円楽さんはエンディングで「私の司会でございましたが、テンポがよろしいですね。自画自賛ではございますけれども、近年まれに見る素晴らしい大喜利だったと思います」と自身の司会ぶりを振り返っていた。

   円楽さんの言う通り、視聴者からは「テンポよかった。流石」「未来永劫司会者やってほしい」「先代円楽の司会を久々に観てるようだった」など絶賛の声がSNS上に上がった。

   一方で、「あの風刺的な答えが聞けないのは寂しい」と、政治風刺を織り交ぜることも多い円楽さんの回答を惜しむ意見もみられた。

   ついに満55周年を迎える来週16日放送回は、元プロ野球選手の松井秀喜さんがゲスト出演し大喜利を出題する。

(TT)
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