脱走ニシキヘビから身を守れ 注意すべき3つの点

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   「横浜市戸塚区で逃げ出した巨大なヘビ。4日経った今も見つかっていません」と司会の夏目三久が行方を案じる。先週木曜日の6日(2021年5月)、ペットとして飼われていたヘビがマンション2階から逃げ出した。体長3.5メートルのアミメニシキヘビで、専門家によると、人間を窒息死させるほどの力があるという。

   周辺は住宅街で近くの小学校では集団登下校に教職員が付き添い、「子どもを一人で遊ばせないように」と呼び掛けている。近所の父親は「注意してくださいというメールが学校から来ました」。小学生は「体育が外だったけどヘビがいるから中止になった」と話す。

  • 「広い場所で行動する」(写真はイメージ)
    「広い場所で行動する」(写真はイメージ)
  • 「広い場所で行動する」(写真はイメージ)

警察は「刺激せず通報を」

   いったいどんなヘビなのか。日本爬虫類両生類協会の理事長、白輪剛史さんは「ニシキヘビの中でも気性は荒い部類。小動物を主食としているので、こどもが近寄った場合は危険。巻き付かれると大人も一人では助かることはない」と話す。

   ヘビの飼い主の男性は「今回、私のケージの管理が甘かったということもあって、外に出るということになってしまいました。皆様にも当然申し訳ないですし、大変反省しております」と謝罪する。ヘビは2階の部屋でガラスと木で出来たケージで飼育していたが、飼い主が帰宅すると鍵が壊れていた。飼い主は「ヘビ自ら、カギを壊して逃げた可能性がある」という。「生きて何も危害がないまま見つかれば一番いいんですけど」と心配している。

   ヘビから身を守るためにはどうすればいいか。

   白輪理事長は「(1)ヘビがいそうな場所(草むらなど)には近づかない(2)広い場所で行動する(3)見つけたら近づいて捕まえようとしない。この3つを守ってください」と呼び掛けている。

   警察はけさ10日(2021年5月)も午前9時から14人態勢で捜索している。見つけたら「刺激せず通報を」と言っている。

(一ツ石)
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