日本郵便はPCR検査の検体を入れる容器を三重に包むなど、決められた手順が守られていない場合は安全を確保できないとして、10日(2021年5月)から郵送を引き受けないことを決定した。7日の「目覚まし8」が伝えた。
PCR検査の検体の郵送について、日本郵便は利用者に対して検体を入れる容器に入れる際にウイルスを感染しない状態にする「不活化」を行うことなどに加えて、容器を箱などで三重に包むことを求めた。
「不活化したうえ、三重に梱包して投函」を
これは、世界保健機関(WHO)の感染性物質の輸送規則に関するガイダンスに従ったもので、これまでは封筒に入れただけのものがあったが、今後は業者から送られるキットに入っている不活化液で不活化したうえ、三重に梱包して投函しなければならない。もしも検体を封筒に入れただけで投函されたものが発見された場合には、差出人に返還されることになる。
MCの谷原章介の「PCR検査は郵送でもできたんですね?」と、世間知らずな問いかけに、お笑い芸人のカズレーザーは「民間がPCR検査を行うようになってから、検体を入れて郵送する検査法は爆発的に増えた。あまりにも増えすぎて追いついていないということがあるのではないか」と答えた。
谷原は「しっかり包装しないことで感染が拡大したら意味がないですからね」とコメントしただけだった。
(バルバス)