「エビデンスのない事やりすぎ」 古市憲寿、コロナ対策で指摘

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「延長」なら規制は緩和?継続?強化?

   5日の新規感染者数は東京も大阪も600人台だが、検査数自体が減っている中、延長の根拠が明確になっていない。

   田崎氏は「外れると恥ずかしいが」と前置きしたうえで、「大規模商業施設の休業要請が入場制限に変わるのではないか。飲食は今のままとなるだろう」と予測。

   また、中止や延期を余儀なくされたエンタメ業界について、田崎氏は「文化庁の都倉俊一長官が菅総理に会って、音楽や演劇の担い手がいなくなってしまうと訴え、総理は申し訳ないと謝った。総理は反発覚悟で緩和を考えているが、専門家がこれを拒絶する可能性がある」と話した。

   元大阪府知事の橋下徹は「政府がチグハグしているので国民に意図が伝わっていない。人流抑制なのか感染対策なのか、腹をくくらないといけないのに揺れ動いている。国民もわからなくなっている状況なのではないか」と指摘。

   緊急事態宣言緩和について専門家の意見を聞くと、第一生命経済研究所・第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏は「現行の補償体制なら緩和して延長」。川崎医科大学の中野貴司教授は「緊急事態宣言などの対象地域拡大も」。昭和大学医学部の二木芳人客員教授は「このまま続けても行動変容を生むことはできない。次の一手が大事」という。

   番組が行ったアンケートでは「制限を厳しくして延長すべき」が59%、「そのまま延長」が15%、「制限緩和して延長」が8%、「宣言解除」が18%だった。菅首相の考える「緩和して延長」はアンケートでは最も少ない8%だった。

   社会学者の古市憲寿は「都立公園の駐車場を閉鎖するなど、エビデンスのない事をやりすぎている。結果として成果を上げられず、最悪だ。東京は出口も見つからないわけで、5月末にはまた揉めることになる」と指摘した。

(バルバス)

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