ゴールデンウィーク明けとなったきょう6日(2021年5月)朝、東京都心にはいつものラッシュの光景が戻ってきた。緊急事態宣言中のため、首都圏の一部の鉄道はきょう6日と7日は通常より本数を減らして運行しており、かえってラッシュを助長した様子がうかがえた。
番組では、東京・JR大井町駅の京浜東北線のホームの映像を生中継。齋藤寿幸リポーターは「さきほど電車が到着したのですが、ホームで待っているお客さん全員が乗ることができず、次の電車を待つ人がホームに残っています。『間引き運転の影響か、連休前より人が多い気がする』と話す人もいました」と報告した。その間にも、ホーム上の乗客の列はどんどん伸びていった。
玉川「出勤する人を減らすと考えたのでしょうか」
石山アンジュ(「パブリックミーツイノベーション」代表)「1年たってもリモートに切り替えるということが難しい会社が多いのは残念ですね」
MCの羽鳥慎一は、
「出勤したくてしているわけではない方も大勢いると思います。ホームにいらっしゃる方は、不安を感じながらこれから密の状態に入っていく。緊急事態宣言中でも平日に関しては本数を減らさない方がよかったのではないでしょうか。だってギューギューですよ」
と指摘。玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)も
「むしろ本数を減らすと混み具合が増えるので、そこをちゃんと考えてほしかった。本数を減らせば、会社側が出勤する人を減らすと考えたのでしょうか。逆ですよね。なるべく密にならないことが大事だと考えれば、(電車の)本数を減らさないことが本当は必要でした」
と批判した。
(キャンディ)