コロナ禍の断捨離ブームで、リサイクル店への持ち込みが急増している。きょう5日(2021年5月)の「モーニングショー」では、東京・八王子にある都内最大級のリサイクルショップ「トレジャーファクトリー南大沢店」で4月、定点観測した様子を特集した。
車から洗濯機を運び出していた男性は、一人暮らしをしていた息子が、大学のオンライン授業化で実家に戻ることになり、いらなくなった冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、電子レンジを売りに来た。「全部で1500円ぐらいかな」と話していたが、査定の結果、3300円になり、「800円のランチが4人で食べられる」と笑顔だった。
玉川徹のペットロボットは「買取不可」
「(粗大ごみで)捨てるだけでもお金がかかるので、100円でも売れればいい」と20年前に購入したバリ風の棚を持ち込んだ男性は、1200円で売れて大喜び。査定スタッフによると、家具の場合は古さや傷が「味がある」と評価につながることもあるのだという。
驚きは、タンスの中で使われないまま眠っていた母親のルイ・ヴィトンのバッグ8点などを持ち込んだ家族連れ。買い取り希望価格は3万円だったが、ほとんど使用しておらず、保管状況もよかったため、査定価格はなんとバッグだけで17万3000円。思わぬ収入に「うれしいです。一眼レフカメラが買えたらな」と母親は笑いが止まらない。父親は「こんなに(ブランドバッグを)持っていたとは思わなかった」と苦笑していた。
「今、売り時の商品は、こちらです」と斎藤ちはるアナウンサーが紹介したのは、再び人気が高まっている1980~90年代のブランドバッグや、海外で人気のため品薄になっているジャパニーズウイスキー、おうち時間の増加で需要が高まっている楽器類。同じ商品でも、ストラップなどの付属品や家電の説明書などがセットになっていると査定額が高くなるという。
MCの羽鳥慎一「今は家にいる時間が長いので、ちょっと整理しましょうという人が増えていますからね」
浜田敬子(元AERA編集長)「私は『古着でワクチン』など寄付になる断捨離をやっています」
斎藤アナ「私もきのう、靴を断捨離しました」
ちなみに、浜田と玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)の私物を「トレジャーファクトリー南大沢店」で査定してもらったところ、浜田が22年前に約20万円で購入したグッチのバッグは1000円、玉川が22年前に25万円で購入した初代の犬型ペットロボット「AIBO」は未使用・未開封にもかかわらず、製造から10年以上経っているということで買取不可だった。
(キャンディ)